こんにちは。
AISU WEDDINGの藤田です。毎日暑い日が続いていますね。夏本番。
どう乗り切るか日々考えています。
さて、今回はご案内文について書いていこうと思います。
台紙や中紙のデザインも決まり、さぁいよいよ!といったところで悩んでしまうのが
ご案内文ではないでしょうか。
改めてお手紙を書く、しかも結婚式というフォーマルな場面での言葉選びは
色々と迷ってしまう事もあるかと思います。
日本語表現は奥が深く、調べれば調べる程書きたい事が何も書けない!
と思ってしまう事もありますよね。
ですが日本語には季節感をさりげなく感じさせるような、相手への思いやりにあふれた
素敵で面白い表現が沢山あります。
かしこまった気持ちの中でもほんの少し気を楽にして、おふたりだけの表現を
招待状のご案内文でできたら素敵ではないでしょうか。
今回は、ご案内文をお考えになる上で大切な
「頭語/結語」「時候の挨拶」についてご紹介していきたいと思います。
まずは「頭語/結語」についてお話しします。
●頭語/結語
頭語/結語はフォーマルな手紙の際に用いられ、
それぞれ文章の冒頭と末尾に置く定型の言葉です。
拝啓には敬具など、
組み合わせがある程度決まっているものを選んで使います。
頭語/結語は会話で言うところの
「こんにちは/さようなら」にあたります。
人と会った時、いきなり本題に入ることはあまりありませんよね?
「こんにちは。最近暑い日が続いてるけど元気だった?」のように、
まずは挨拶と相手の様子を伺うこと。
それが相手に対する礼儀や尊敬の念となります。
招待状はゲストの皆様への日頃の感謝の気持ちを伝えるものです。
おもてなしのひとつとして、AISU WEDDINGでは
頭語/結語をお使いいただくことをおすすめしています。
ご両親のお名前で出される場合や、年配の方を多くご招待する場合は
「謹啓/謹白」を使用します。
「拝啓/敬具」に比べ、より敬意が高い表現になります。
頭語の謹啓には「つつしんで申し上げます」、
結語にあたる謹白には「つつしんで申し上げました」
という意味があります。
少々固いイメージではありますが、結婚式はフォーマルなもの。
丁重な表現を使用するのが好ましいでしょう。
「拝啓/敬具」も招待状で使用される頭語/結語です。
ご新郎やご新婦のお友達を多く招待したり、人前式の場合に多く用いられます。
「拝啓」にはお辞儀して申し上げるという意味があります。
まずは本題に入る前にご挨拶をする、と考えると良いのではないでしょうか。
次は「時候の挨拶」についてお話しします。
時候の挨拶についてはコチラの記事をご覧ください。