早いもので年が明けてからひと月が過ぎるころ。
朝晩は相変わらず冷えますが、背筋をまっすぐ伸ばしたように真っ青な空が広がっていて、
少しずつ季節は春に向かってきているのかなあと感じています。
布団をかまくらのようにしてぐずぐずする朝も、あとわずかでしょうか。
そんな2月に招待状を出される方におすすめの、時候のご挨拶をご紹介いたします。
立春の候/向春の候/梅花の候/晩冬の候/解氷の候/
寒さもそろそろやわらいでまいりました
梅のつぼみもふくらみはじめ/梅花もほころび/梅花の候/
梅のつぼみもそろそろふくらむころ/梅の香りが漂う頃となりました/
うぐいすの初音に春の訪れを感じるころ/ふきのとうが春を告げる季節となりました/
少しずつ動植物が冬眠から目を覚まし始め、一休みしていた季節の移ろいが再開する2月。
気温も徐々に上がってくるので、上旬と下旬では季節の印象もずいぶんと変わってきます。
そのため時候の挨拶も、投函時期に合わせて選ぶ必要がありますね。
漢語表現の「立春の候」であれば二十四節気の立春頃、初旬にお使いいただけます。
「晩冬の候」も上旬が良いですね。
まだまだ寒さは残っていますが、暦の上で2月は「春」。
そのため春の訪れを予感させる時候の挨拶が多数ございます。
下旬に招待状を投函されるようでしたら、「寒さもそろそろやわらいでまいりました」
「梅花もほころび」「ふきのとうが春を告げる季節となりました」
などがおすすめです。
「梅」が入った時候の挨拶は、お送りする相手の地域の梅の到来に合わせてお使いになると、
お受取りになった皆様に喜んでいただけるのではないでしょうか。
2月以降は季節に表情も出てくるので、時候の挨拶をどうしようかと考えるのも楽しいです。
おふたりのご結婚式のイメージに合わせて、楽しんでお選びください。